2017年度理事長所信


2017年度 理事長所信

理事長  西村 直紘

想いをつむぐ


【はじめに】
私たち舞鶴青年会議所は昨年度、創立60周年の節目を迎えました。その節目の年を経験 する中で過去を紐解き、多くを学び、多くの成長の機会を頂くことで、改めて先輩諸兄姉が築いてこられた礎の上で、今の活動があることを気づかせて頂きました。そして、将来を見据え、子供たちの笑顔溢れるまちを目指し、地域に住まう人と人との強い結びつきの中で子供たちを育んでいく、舞鶴スマイルプロジェクトを発信致しました。
昨今、時代の流れは著しく変化し、利便性が求められる一方で、ソーシャルメディアの発達と拡がりは、誰もが誰かと繋がっていたいという事が示され、誰しもが一人では生きられ ないという当たり前のことが大切だと感じているのではないでしょうか。そんな中、いつ、 どんなに遠い所に居る相手とでも繋がる事が可能となった反面、直接的に関わる機会が減少しているのかもしれません。
地域の魅力を構成する地域資源には自然や歴史、文化と共にそこに住まう人、そして人の繋がりが欠かせないものです。顔を合わせば挨拶を交わし、互いを思いやり、支え合えるよ うな人と人との繋がりが必要なのではないでしょうか。
私たち舞鶴青年会議所はこれからも「明るい豊かなまち」の創造を目指し、「社会への奉仕」「個人の修練」「世界との友情」を三信条とし、社会と人間の開発を両輪とした運動を展開して参ります。舞鶴スマイルプロジェクトの一歩目を踏み出す本年、子供たちの笑顔を基軸として人が繋がる活力あるまち舞鶴の実現に向けて、私たちの想いを一つにつむぎ、力強く歩みを進めて参ります。

【心を掴む会員拡大】
青年会議所は20歳から40歳までという年齢制限があり、40歳になると卒業しなけ ればなりません。その年齢制限があるからこそ、私たちは常に若さに溢れ、英知と勇気と情熱を失うことなく活動し続ける事ができます。
明るい豊かなまち舞鶴を実現する為には、まちを良くしたいと想いを持ち、行動できる人が必要です。一人ひとりの力は微力でも、多くの仲間と切磋琢磨し、知恵を出し合う事で、 大きな力を発揮することができるのです。だからこそ、私たちは自分たちの活動に対し誇りを持ち情熱を持って、私たちの魅力を最大限に伝えることで、賛同者を増やしていく必要が あるのです。子供たちの笑顔で溢れる社会の実現に向け、共に考え、共に行動出来る仲間を増やしていきましょう。

【JC会館取得に向けた取り組み】
舞鶴青年会議所は長年に亘り、この舞鶴の地に於いて地域に根差した運動を展開する為 の運動拠点取得の調査・研究を重ねて参りました。そして創立50周年の折に「50周年宣言」として、私たちは今後もこの舞鶴の地にしっかりと根を生やし、地域から認められ た責任ある団体として社会と人間の開発に邁進すると発信致しました。そして今年度、長年に亘り舞鶴青年会議所が想い描いてきたJC会館を取得する時がきたのです。
この会館を取得することで、これまでの青年会議所運動が地域にしっかり根付き、私たちの活動の基盤となるだけでなく、舞鶴に住まう人々が集い、人々の繋がりを育んでいく コミュニティの拠点となる場を創造していきましょう。

【子供たちが笑顔になるための社会開発】
核家族化や地域間交流の機会の減少など、子育てを取り巻く環境は大きく変化してきています。しかしながら時代や環境が変わっても大人から子供たちへ伝えたいことは変わりません。子供は家庭や学校だけでなく、地域に住まう年齢の異なった子供たちや大人に見守られ、関わり合いながら、地域社会の中で強く生きる力を身に着け、地域の人のつなが りの中で愛郷心や思いやりの心を育んでいくのです。舞鶴青年会議所が長年に亘り行ってきた青少年育成に於いて、地域社会に与えた影響や関わってこられた人々の繋がりの積み重ねを活かし、家庭、学校、そして地域の繋がりを深めると共に、それぞれの役割を担い、お互いを補いながら地域の大人が地域の子供を育んでいくという自覚と責任を持っ て、地域の子供を育んでいきましょう。

【地域のリーダーとなるための会員研修】
人は誰でも今の自分より成長することを望みます。もっと新しい自分自身をみつける為 には心から「変化」を望み、行動しなければ、人は成長していきません。変わりたい自分と 素直に向き合うことが必要なのです。まちをもっと良くしたい、生活をもっと満足したもの にと願うなら、まず、自分自身を変えなければなりません。自らの意識が変われば行動や言動が変わり、周囲の目も変わります。つまり、自らの意識を変革する事によって、まちや社会を変革することができるのです。青年会議所では様々な価値観を持つ人が集い、それぞれの意見を議論し合いながら切磋琢磨することで、個々の資質を向上させ、同じ目的に向かい想いをひとつに行動すれば、組織力を高めていくことができます。自分自身を律し、仲間を思いやり、自分の信じた道に向かって行動出来る力を持った地域のリーダーとして成長していきましょう。

【おわりに】
舞鶴青年会議所には様々な職種や環境の若者が、それぞれの想いを抱き入会します。舞鶴のまちを良くしたい、自分自身を成長させたい、仲間をつくりたいという想いを抱いて。
夢や希望は想うだけでは叶うことはなく、叶えるためにどうすべきかを考え、行動が伴わなければ叶うことはありません。誰かがやるのではなく、まずは自分自身を成長させ、自分自身が行動していかなくてはなりません。自分が行動すれば、その姿を見て、一緒に行動してくれる仲間が必ずいます。同じ想いを持つ仲間と共に様々な活動を通じ、同じ困難に立ち向かい切磋琢磨することで、新しい可能性を切り拓いていきましょう。
子供たちの笑顔あふれるまち舞鶴を実現するために。